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2020/09/01 09:27

「TAMABI Trial Exhibition ANYHOW,」

「TAMABI Trial Exhibition ANYHOW,」

多摩美術大学助手展'20

「TAMABI Trial Exhibition ANYHOW,」

開催日時: 2020年9月8日(火)-9/26(土)

10:00-17:00(日曜日休館)

開催場所: 多摩美術大学八王子キャンパス アートテーク1F

 

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○展覧会にむけて 2020年春、第3回助手展を開催するべく準備をはじめました。 しかし、そこから世界を取り巻く状況は一変し、学生の卒業制作展やオープンキャンパスが中止となる中、私たち助手が展覧会を開催するべきなのか、助手の間でも様々な意見が交わされていました。

 6月下旬から学生の部分的な登校が開始されたものの、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたとは言い難く、構内は信じられないほど閑散としています。この状況が一瞬で改善することはないでしょう。しかし私たち助手もこの状況に順応しアートやデザインを学んだ者として出来ることを模索しなくてはいけません。

 そうであるならば、学生が今後安全に展示を行なっていくための道標を示そうという趣旨のもと、「助手展」からアートアーカイブセンター主催の「TAMABI Trial Exhibition ANYHOW,」に形を変えて開催をすることとなりました。

 ANYHOWは「とにかく-,いかなる方法でも-,」という意味を持つ言葉です。何をするにも足踏みをしてしまうような時代ですが、とにかくやってみるしかない、元に戻るのではなく新しい何かを見つけるため展覧会にしたいという想いを込めています。本学の助手は、様々な経緯で美術を学び、制作や研究などを続けている作家・研究者であります。参加する研究室は11研究室に及び、参加作家の総数は34名にのぼりました。

 私たちは「助手」として「作家」として日々活動をしています。このさんざんな状況の中、そんな私たちの、とにかくやってみる展覧会、是非ご高覧ください。